この記事は、個人の体験談です。玄米を食べるようになって、どのような体(体調)の変化があったのか記します。
一般に玄米は健康に良いと言われています。
よく便秘が解消されたという人はよく聞きますが、私の場合は、若いころからずっと悩まされ続けてきた下痢が解消されたのです。
私は医療の専門家ではありませんので、あくまでも、個人の経験談としてお読みください。
私は、やせ型で胃腸が弱く下痢に悩まされていた
やせ型で鼻炎持ち。日ごろから栄養バランスに気を使っているせいか、頻繁に風邪をひくようなことはありませんでした。
ただし、胃腸の調子は、1年中良くありませんでした。
子どものころから胃腸がとても弱く、中学生のころなどは、炭酸飲料をコップに1杯飲んだだけで下痢をしていました。
大人になってからは、飲酒をすると翌日必ず腹を下していました。それでも、お酒は好きですから、翌日に下痢をすることを前提にお酒を飲んでいました。
飲酒しなくても、1週間のうち半分は下痢か軟便でした。
そのため、登山やキャンプなどのレジャーは及び腰になり、仕事選びの際にも、トイレのための離籍が比較的容易な事務職を選びました。
玄米の接取状況~1週間に数回食べる程度
純粋な玄米を食べるのは、週に1食〜6食程度です。
玄米を食べることができない時は、食後の晩酌の際に、ケロッグの「オールブラン」(小麦の外皮を主原料にしたシリアル)をツマミにしています。
その他 体調管理として心がけていること
味噌汁、または味噌を、週に3回以上摂取するようにしています。
野菜を国が掲げる1日の目標量350グラムを目指して沢山食べるよう心がけています。
朝の10分〜20分程度、軽いストレッチと筋トレを行っています。
玄米を食べるようになってからの体調の変化
はじめは、玄米ご飯を4食続けて食べました。
大量の便がスルリと出ました。便のキレが良いのが印象的でした。
その後も、数回続けて玄米を食べた時には、同じような感覚を味わいました。
何か、腸壁がすっきりするというか、健全な状態になったという感覚です。
そして、お酒を飲んでも下痢しなくなったのです。これは、ほぼ全く無くなりました。
今まで、お酒は下痢の大きな要因になっていたと思っていたのに、お酒を飲んでも下痢しないというのは、衝撃的でした。
また、軽い筋トレでも、しっかり身になるというか、病人のような細い腕に肉が付き始めました。
さらに、これはもう少し長期で見る必要がありますが、鼻炎が改善されたようです。次の季節の変わり目など、鼻炎を引き起こしやすい環境でもう少し観察していきます。
玄米に関する私なりの考察
私は医療関係者ではなく、栄養士でもないので、学術的な分析はできませんが、おそらくこのようなことではないかと推察します。
玄米に含まれる豊富な不溶性食物繊維が腸壁にへばり付いていた悪いものをそぎ落とし、健全な腸壁を復活させているのではないか?
その結果、腸壁の炎症が収まり、下痢をしづらくなっているのではないか?
そして、栄養の吸収効率が良くなったことで、筋トレの成果が出やすくなったのではないか?
さらに、腸内環境を良くすることは、免疫機能を強化することに繋がり、鼻炎の改善につながっている可能性がある。
さいごに
ネット上を調べると、玄米食による悪影響も記されています。
また、「いつも玄米を食べている人には、調子の悪い人が多い」というあいまいな根拠の話も散見されますが、たしかに、胃腸の弱い人にとっては、玄米が消化吸収が悪いことで、十分な栄養を取れなかったり、胃腸に負担をかける恐れがあることを指摘する意見には、妥当性もあります。
いずれにしても、体の機能がかなり弱っている人(寝たきりに近いような人)は、玄米にこだわることなく、消化が極めて良い「おかゆ」を食事に活用するのが良いでしょう。
しかし、少なくとも、何十年もの間、下痢、消化不要を伴う腸の調子悪さを抱えていた私が、毎日の快便とお腹のスッキリ感を手に入れたということは、個人の体験談としてここに記しておきます。
スポンサーリンク