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笑っちゃうくらいデメリットだらけのマルチグリドルは買うべきか

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Yahoo!JAPANのAIが予測したと話題になっていますが、2023年は、「マルチグリドル」が大ヒットするらしいです。

「AIが予測した」という話題性も手伝って、すでにジワジワと売れてきているようです。

主に使われているウリ文句としては、「焦げ付かない鉄板としてSNSで話題沸騰!」「万能調理器具」などというものですが、果たして本当に信頼できる商品なのでしょうか。

 

偏屈オヤジが「マルチグリドル」を斬る

なぜ「くっつかない」くらいで絶賛しているのだ?

「マルチグリドルは、本当にくっつかない!」なんて絶賛しているクチコミが多いですが、そりゃフッ素コーティングしていたらくっつきませんよ。これは、普通のフライパンと同じではありませんか?

取っ手が金属なのでそのまま触るとヤケドする

しかも、取っ手が金属なのでそのまま触るとヤケドします。なので、別売りでマルチグリドルに装着できる木製の取っ手が販売されていますね。

煮物には不向き、揚げ物は危険

「煮る」ことも可能とされていますが、中心部と周辺との間の傾斜が緩やかなので、ちょっとでも傾けると、液体の流れに勢いが付いて、あふれてしまう危険性があります。慌てて傾きを補正しようとしたら、液体は今度は逆側に勢いよく飛び出そうとします。

このような特性があるにも関わらず「“揚げる”もOK」なんてPRするのは危険ではないでしょうか。

炒め物でさえこぼれる、あふれるのに星5つ、星4つの評価

このようなことを考えると、機能だけでは、取っ手が付け替えられるフライパンセットがはるかに優ります。ピッタリサイズの蓋も付いていますしね。自宅兼用だから効率的なのではないかと。偏屈オヤジは考えてしまいます。

そこで、楽天のクチコミを覗いてみたら・・・

楽天市場のレビューでは、平均評価が4.77と絶大!中には、まだ使ってもいないのに、「めちゃ軽いです!」と★5つを付けたりしています。

しかし、これら星4つ、星5つの中に、本音が見え隠れしています。

・フライパンのように食材をひっくり返せないのが残念です

・外側まで炒めようとすると具材が落ちやすい

・「炒める」については食材が零れやすいので3人以上で使うには使い難いと感じる。

引用/楽天市場

おいおい、全然ダメじゃん!

でもね、

調理後そのまま食卓にだして熱々の料理を食べることができました。

引用/楽天市場

おお!コレコレ!このオシャレ感が良いんですよね。

 

偏屈オヤジになりたくない人は「マルチグリドル」を買うべき

でも、「マルチグリドル」は、格好イイんです。昔のスポーツカーだって、使い勝手悪くて故障も多くて、それでも格好イイから価値があったでしょう。

格好良いかどうかは、キャンプをオシャレに楽しみたい人にとっては最大の価値です。

実際には、不便なことが多いけれど「これひとつで何でもできるんだぜ!」という顔ができるんです。オシャレ感を味わえるとキャンプがいっそう楽しくなります。

何より、ブームに乗るということは、価値観を多数の評価にゆだねるということです。

大多数が評価してくれることで、その選択をした自分が誇らしく思え、自己肯定感が高まります。そりゃあ皆で盛り上がるわけですよ。

こういう状況に居心地の良さを感じる人は、ぜひ買うべきだと思います。偏屈オヤジの言うことなど真に受けてはいけません。

なお、粗悪品も出回っているそうなので、安心して使いたい方は、「JHQ」か「FOUR SEASONS」というブランドがおススメです。

 

●JHQ正規品33cm

●JHQ正規品33cm専用ケースセット

●JHQ正規品29cm深型

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