頭が良くて字が汚い人(男)の特徴や価値観を整理してみました。決して批判記事ではありませんので、念のため。
東大生のトップクラスは皆、字が汚いというのが定説
よく「字が汚い人は頭が良い」という意見を聞くことがあります。
字が汚い=頭が良い とは、言えないでしょうが、頭の良い人の中に、高い確率でとても字が汚い人が存在するというのは、おそらく多くの人が感じていることでしょう。
講師でタレントの林修氏が「東大のトップクラスは皆、字が汚い」とよく言っているのは有名な話です。
林氏が言うには、つまり「学問においての字は“知の整理”をすることが大切」であるので、「綺麗に描く必要がない」のだそうです。
別の言い方に置き換えると、勉強する中では、字が綺麗か汚いかは評価されないので、そもそも綺麗に書く必要がないのです。
まあ、言っていることは分かりますが、そのような優等生たちは、「知の整理をしたうえで“さらに”字を綺麗に書く」ということについて、努力する気はないのでしょうか。
さらに、上記にあてはまる人の性別は、ほとんどの場合、男性ではないでしょうか?
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女性にとっての綺麗な文字の役割
一方、女性の場合には、決定的に字が汚い人はあまり見受けられませんね。
これは、ほとんどの大人の女性が化粧をするように、世間一般が女性に対して、美意識を持つようにと暗黙の圧力をかけているせいでしょう。
女性たちにとって、文字の役割は、「知の整理」だけではなくて、自分を演出する化粧や衣服などと近い存在なのなのです。
字が汚くて頭が良い人の男の口癖は?
筆者は、字が汚いが超絶的に頭が良い人の発言を数年間にわたって観察してみました。
対象者は職場の別の部署の男性2人。本人がこのブログを読んでも分からないように、代表的な口癖だけを取り上げてみます。
Kさん
・「役に立たないものは存在価値がない」
・「真実は一つしか無い」
Sさん:
・「意味のないことに努力するのは無駄」
・「理論的に考えればわかるはず」
うーん、つまり何っていうのかな。Kさんにしてみれば、文字は意見・意思・情報などを伝えるためのものであるから、伝えたいことが伝われば、その他の要素(字が綺麗であること)は、役に立っていないのだから存在価値が無いということでしょうね。
そして、Sさんは、文字を綺麗に書こうと努力すること自体を否定しているし、綺麗か汚いか、どう感じるかという理論的に説明できないことは、Kさんの言葉を借りると、存在価値が無いし、論じること自体が無駄だと感じているのでしょう。
文字に対する価値観の違い、ということで決着
もちろん、冒頭に申し上げた通り、字が汚い=頭が良い ではありませんし、 頭が良い=字が汚い でもありません。
一部の頭が良い人の中には、字を綺麗に書くことを無駄、意味がないと考えている人がいるということです。
東大トップクラスとはいわなくても、身近な優等生の中に類似の傾向を持つ人は多いでしょう。
そのような人が持つ「知」は、社会の発展のためにとても役立っているのだということを評価しつつ、お付き合いをしていく上ではその価値観の違いを互いに干渉しないように気を付けておきたいものです。
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