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ホリエモンの"税金泥棒"発言に負け組の虚しさが募る日々…庶民の声より#年金問題

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年金デモを巡るホリエモンの「税金泥棒」発言に対し、努力すれど生活が楽にならない負け組たちは、次第に怒りよりも虚しさが増し、生きる勇気すら失いつつあります。

 

ホリエモンの「税金泥棒」発言炎上事件とは

金融庁による年金と老後資金に関する報告書の問題を受け、都内で行われた抗議デモに対し、ホリエモンこと堀江貴文氏が「馬鹿じゃねーの税金泥棒め」などとツイートしたことが話題になっています。2019年6月の出来事です。

金融庁が老後資金で年金以外に約2000万円が必要と報告書を公表した問題を受け、16日に都内で政府の対応に抗議するデモが発生。堀江氏はデモについて17日に「バカばっか」とツイートし、18日にも一般フォロワーからの「年金デモ参加者達も暇で羨ましいっすわ」とのリプライに反応する形で「ほんとそんな時間あったら働いて納税しろや。税金泥棒め」とツイート。「税金泥棒」がトレンド入りするなど炎上状態となっていた。 引用/スポーツ報知

 

 

ごめんなさい。もう少し自助努力を試みます(庶民より)

「抗議するよりも自分で稼いでなんとかしろ」という強者からの意見は、定年までまだ年数がある筆者としては、励みとしてとらえて頑張ろうと思いますが、競争社会の中で自助努力だけでは生活を支えきれない人も当然出てくるので、社会保障制度があるわけです。 そして70歳にもなったら、老体に鞭打って働くなんて酷な話です。

だから、そのときは若い世代に支えてもらおうというのが年金制度です。 誰も、単に楽をしたくて、怠けたくて、年金制度への不安を表明しているわけではないのです。

老後の蓄えをしたくても、必死に働いたって、それが出来ない人たちも多いのです。

そういう人たちの不安をあざ笑うかのようなホリエモンの発言には、怒りの声が寄せられて当然だと思います。

 

問題となったホリエモンの発言(ほんの一部です)

ホリエモンのツイッターでの発言を見てみましょう。

納税額よりも給付額が上回ると「税金泥棒」よわばりされる虚しさよ(庶民の感想)

ホリエモンの真似して稼げる人は一部のエリートだけでしょ(庶民の感想)

高額納税者様には頭が上がらないなあ(庶民感覚)

デモ参加者じゃなくても、なんか悲しいなあ(庶民の嘆き)

不安に思う人たちの気持ちも理解してください(庶民の願い)

国民の皆さん、めげずに頑張りましょう(いろんな意味で)。 そして、筆者も明るい未来を目指して努力しつづけます。